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小論文はどういう科目?

  • 執筆者の写真: 深澤 雄基
    深澤 雄基
  • 2021年8月16日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年9月19日

医学部や国立大学の後期試験、慶應義塾大学で「小論文」を使う人がいるでしょうが、「小論文」とはどういう科目なのか?の話をしたいと思います。




小論文は、「小」という文字がついていますが「論文」です。



「論文」は、「作文(感想文)」ではありません。「感覚的意見」や「なんとなく」を排除して、疑念の解消や論証を行いながら、主張を展開する科目です。



形式としては、


  1. 主張

  2. 考察・理由づけ(具体例やデータなどの客観性のあるものを用いて)

  3. 結論


というのがオーソドックスかと思います。



形式は、上記のような形ですが、



文章内で矛盾や、「本当にそう言える?」などのような疑念を生じさせてはいけません。


特に、「考察・理由づけ」のところでそれらが発生するのはマズイ。(論証が論証にならなくなる可能性があるため)




例えば、「高校日本史の全員必須化は必要か?」というテーマで小論文を書いたときに、



日本人であるならば、日本史が必要である。というのも、海外の人に日本を紹介する際に、どうしても歴史を絡めないといけない。そこで日本史は必須になる。



という主張をしたとしましょう。




ここで、



・日本を紹介するために必要だとしても、本当にそう?


→中学レベルで良ければ、高校で日本史を勉強しなくても問題ないのでは?



・海外の人に日本を紹介するから高校日本史が必要とあるが、その因果関係は成り立っている?


→外国人への日本の紹介時に、日本史を使うという決まりが存在し、なお且つ、高校に入学した日本人が全員、外国人に日本を紹介するということであれば、因果関係は成り立ちうる。


しかし、これは無理な話では?




など、疑念や論証に不都合が生じる場合があります。




これらを解消させながら、論じていくのが「論文」です。



小論文は、字数が1000字未満程度なので、疑念を解消することや、詳しい論証をすることを完全にするのは難しいかもしれませんが、




極力、矛盾や疑念を抱かせる点をなくしていくことが大切です。

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